柳原陽一郎

おそらくほとんどこっちは見ている人がいないと思うので、かるーくカミングアウト。
小学校の頃、ドはまりしたのが「たま」でした。
電気グルーヴの前身であるところの「人生」と共に、ナゴムレコードから発信されていた、サブカル臭の極みであるところの「たま」であります。

当時、初恋の人と友達数人でマニアック極まりない路線を突っ走っていたわけで、周囲からは奇特の目で見られていたという時代を過ごしました。
しかし当時「さよなら人類」だとか「オゾンのダンス」などの数少ないヒット曲に恵まれ、その影響もあってか、次第に周囲の視線もほのかに和らいで来たことに「認められた!」と安堵を感じました。

それから十数年、「たま」は解散し、ナゴムレコードも復刻版として再始動しました。
当時主流だったカセットウォークマンはとっくの昔に廃れ、昨今ではmp3プレイヤーが流行。



そう、時代は変わるものです。当たり前のように。



しかし、私の中のホニャホニャとした柔らかいものは、未だ心の奥底で健在でした。

ふたたび

ふたたび

iTunes Music Storeで試聴したのですが、これが思いのほかズキュンと来ました。
買うかどうかは別として、小学校の頃に買い集めた「たま」の音源を聴き漁ってみようという衝動に駆られております。うん。です。はい。