ハイスクール奇面組再び!

別の理由でトヨタホームのホームページを見ていたらこんなものがッ!!!!!

ハイスクール!奇面組」の作者、新沢基栄先生とそのご家族が
プライベート空間と仕事場を組み合わせた家づくりに着手!
家づくりのプロセスに加え、実際に暮らし始めてからの様子も
リポートします。
あの傑作マンガが誕生する仕事場もちょっぴり公開?!
これから家づくりをはじめようという方、必見です。

ハイスクール奇面組といえば、私が小学校中学年の頃(年齢マルバレ)、つまりは80年代後半にジャンプコミックスで連載され、アニメとなってテレビでも放映されたわけなんだけれど、いとこのお姉ちゃんが大好きだったこともあって、私もやっぱり影響を受けハマった漫画。
(今は漫画はほとんど読まないので、こうやって過去に走るんだけども)

まさかweb上でハイスクール奇面組の姿を見るとは思わなかった。
というのも、当時のアナログ感というか、紙の上で動いているハイスクール奇面組、もしくはまだまだ鮮やかでなかったテレビアニメのイメージ、思い出が強すぎて、「ハイスクール奇面組→インターネット」というのがどうやっても私の中で結びつかないというか、接点すらないからなんだけども。

そんな慣れない感覚ながらも、こうやって嬉々としてはてなに書いているんだけど、実はあまりの嬉しさのために、まだトヨタホームのハイスクール奇面組のところを見ていません。
(本来の目的であった小林賢太郎さんのトヨタホームのCMはばっちりみましたが…!が…!見ましたが…ッ!!!!)(思いが届けばと。)

そうだ、思い出した。ハイスクール奇面組の全盛期も過ぎて(記憶は曖昧だけど)とうとう最終巻が出てしまった、そのあたりだったと思う。クラスに一人はいただろう、「不良」と呼ばれる、ちょっとだけ髪の毛の色が他の人よりも奇抜な人、になろうとがんばっている人(仮名:友利君)。私はそいつの「染まれなさ」にうすうす気がついており、ランドセルの中にそっとハイスクール奇面組の漫画を忍ばせていることを知っていた。

普段「コワモテ」(小学生なのに…)で売っている彼にもこんなお茶目な一面があるということを知っていた私は、恋愛感情抜きでどうしても彼と仲良くなりたかった。
ある日、思い切って話しかけてみた。

吉川:「ハイスクール奇面組の最終巻、読んだ…?」
友利:「え…?出たんだ…?」
吉川:「うん。今持ってるんだけど、読む?」
友利:「……………………いいの…?」
吉川:「いいよッ♪(そして本を差し出す)」
友利:「うわッ!!!!金色ジャン!」

そう、表紙は最終巻ということもあって金色(むしろ敬意を払って”コンジキ”と読ませてもらうけど)だったのだ。そんな輝かしい最終巻を手に友利君は興奮していた。
そして私は「不良候補と通じ合った!」と興奮していた。

それ以来、みんなが避けて通る友利君と親しくなった。それは中学を卒業して離れ離れになるまで続いた。

みんな「なんでアイツと仲良いの?」と私に聞いてきたけど、まさかその発端が「ハイスクール奇面組」だったなんて今でも言えない。



トヨタホーム小林賢太郎さんのCMが流れます)
トヨタホーム ハイスクール!奇面組